忘れてはいけない感覚、閉じ込めてはいけない感覚

自分はブログで、Web でこういう経験をたくさんしてきた。だから、昨今は歩が悪くても、"オープンなインターネット"とか"古きよき Web" みたいなものをどうしても捨てられない。近頃若い人と話すと「インターネットで不特定多数の人に何かを公開するとか、よくわからない」とか「インターネットは友達とつながって、分からないことがあったら調べるツールとして便利です」とかそんなことを言われる。その辺の、感覚、期待感がまるで違ってきている。だからたぶん、またあの古いやつが昔話をしているぞと後ろ指をさされることにはなるんでしょう。まあでもそういう人が、少しはいたっていいじゃない。

宮川さんのポッドキャストと、昔話 - naoyaのはてなダイアリー

ちょっと泣きそうになるくらいには共感する。

ぼくも、ウェブがなかったら、きっともっと窮屈な価値観の中で生きていたと思う。もしかしたら、毎日、職場の愚痴とか言いながら暮らしていたのかもしれない。想像すると、ちょっと怖いね。

この感覚を、忘れてはいけない。この感覚を、どこにも書かずにしまっておいてはいけない。この感覚を、閉じた場所に書いてはいけない。自分自身を開いて、開かれた状態の自分に読ませるために、開かれた場所に書いておくことにした。