疑似無限

ぼくが大好きな、ウェブ・アプリケーションの持ち得る性質のひとつが「疑似無限」だ。これは「疑似同期」と同じくらい好き。

ぼくに「疑似無限」を体験させてくれるものの代表例が「Tumblr's Dashboard」である。現在のぼくの使用スタイルだと、基本的に、すべてを既読にすることができない。どこまでページをめくっても、見たことのない情報に出会うことができる場所であり、これを「疑似無限」と呼んでいる。有限ではあるのだけれど、その「限」の端に到達することがないので、擬似的に無限に見える。

いま、ぼくが疑似無限を得たいと思っているのは「音楽の視聴体験」である。たとえば、土曜日の朝に目が覚めて、お部屋にある「再生ボタン」をピッと押したら、その週末の間は、ひたすらぼくの知らない音楽を流し続けてくれるような、音楽の疑似無限視聴体験を手に入れたいと思っている。

「無限だったら、どんな音楽でもいいのか」ってことについては、もう少し思っていることがあるのだけれど、今回のエントリはここまで。

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