書籍「みんなではじめるデザイン批評」を読んだ
しまださんのブログで紹介されているのを見て、ちょうど最近の自分の興味の範囲でもあったので電子版を買って読んでみました。
- 作者: アーロン・イリザリー(Aaron Irizarry);アダム・コナー(Adam Connor)
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2016/07/26
- メディア: Kindle版
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業務プロセスにコードレビューが組み込まれていて、日常的にお互いの成果物をレビューしながら過ごしている身としては、読んだことで「新しい知見を得た」というよりは、ふだん自分たちがやっていることを立ち止まって整理する機会となった、という感じ。そんな中でも「なるほど〜」と思った箇所は読みながらハイライトしておいたので、それを見返しながらメモ書きしておく。
- 創造的思考と分析的思考を同時に行うのはむつかしい、脳はそういうふうにできていない、そのときそのときの自分に必要なのはどっちなのかを見極めていい感じにスイッチしてやることが大事
- 文化変容 (長い時間をともに過ごすとお互いの話し方が似てくる、同じことばのフレーズやものの名前を使うようになる)
- 「批評は単なるデザインスキルではなく、ライフスキルだ」という筆者たちの主張
- フィードバックには、反応、指示、そして批評の3つのタイプがある
- 「よい批評は問題解決をしない」
- 役に立たないフィードバックの特徴
- 個人的な目標の影響を受けている
- タイミングが悪い
- 説明が足りない
- 好みに基づいている
- 批評の目的は全員を納得させることではない