自分のキャリアでよかったと思うこと

自分の職歴は2008年の4月からはじまっていて、この春で丸8年が経過したことになる。今は社会人9年目。今の勤め先が自分にとって3つめの会社で、ようやく勤続1年を迎えたところ。

1社目、2社目と10人前後の規模の会社の立ち上げの頃から関わっていて、3社目を選ぶときに「せっかくだから、これまでとは大きく異なる環境も試してみよう」という方針のもと、今の会社を選んだ。ぜんぶでスタッフが300人くらいいる。

こういうキャリアでよかったなぁと思うのは、とにかくどの職種の人にも感謝したくなるという点だ。小さい会社だと、そもそも部署の区切りすらなかったりして、プロダクト開発をやりながら総務っぽいこと(オフィスの備品を整備したり)も経理っぽいこと(領収書を揃えたり)も法務っぽいこと(サービスの利用規約や秘密保持契約書を用意したり)も人事っぽいこと(求人情報を整備したり面接官をやったり)もやらなきゃいけない場面がある。そういった状況を経てから今のような各部署に専門のスキルを持った人々がいる組織に入ってみると、各種業務に専任の人がいるってのは実に心強いな〜としみじみと感じる。

各職種のみなさん、ぼくにできないことをいろいろとやってくださって、本当にありがとうございます。ぼくはぼくで、自分にできること・やるべきことをがんばっていきます。

どういう順番でどういう経験を重ねるか。その連続が、自分の価値観を形成していくのだろう。今から別の人生を強くてニューゲームすることはできないので、この人生で得た価値観を大事にして、楽しくやっていきたい。