週刊少年誌とぼく、これからのサンデーへの期待

natalie.mu

上記エントリを興味深く読んだ。新しく市原武法さんという方が編集長になったとのこと。プロフィールを見たら「あだち充田辺イエロウモリタイシらを担当」って書いてある。それはすごいな…!特にぼくは田辺イエロウ先生の作品が大好きなので、つまり市原さんにも感謝したいということだ。

こういった想いで週刊少年サンデーの立て直しに尽力されるということなので、それは素直に応援したいと思います。

ところで、ぼくはというと、実は去年くらいに思い切って紙の書籍を一気に手放した(裁断してスキャンしてデジタル化した)タイミングで、基本的には電子書籍にしか手を出さない方針としたので、最近はめっきり週刊少年サンデーを手に取らなくなってしまっていたのだ。読みたい漫画はあるのだけどね、それはコミックスを電子書籍で買って Kindle で読んでいる。

父親が昔から週刊少年マガジンを買っているので、物心ついたときには家にマガジンがあって、小学校くらいのときからずっとマガジンは読み続けている。ジャンプは、近所に住んでいたちょっと年上のお兄さんの家が読み終わったあとでくれていた時期があって、小学校時代の一時期だけ読んでいた。ドラゴンボールとかね、本当は読みたかったのだけれど、小学生だとなかなかそうもいかなかった。

中学校のときはどうだったかな。マガジンを読んでいたくらいかな。

高専に入学して寮に入ったあとは、マガジン・ジャンプ・サンデー・チャンピオンを欠かさず読めるようになった。寮の中のどこかには転がっているからね。高専在学中の5年間は、週刊少年誌をほぼリアルタイムで読めていた。

社会人になって自由に使えるお金がそれなりにある状態になって、4誌を読む日々を続けていた。ほいで、次の大きな変化は電子書籍への移行で、そのタイミングで、紙でしか読めない2誌は生活の中から残念ながら消えてしまったのだった。電子書籍で読めるようになったら、すぐに購読を再開するだろう。


さて、週刊少年サンデーについて。冒頭にリンクしたエントリの中には雷句誠先生の名前はとうとう出てこなかったりして、それはつらい気持ちにもなってしまった。やっぱり、あれはもう修復不可能なんかなあ。4誌を渡り歩いた鈴木央先生は、マガジンで「七つの大罪」という大ヒット作品を生み出した。しばらくはマガジンで連載を続けていきそう。

ぼくはとにかく田辺イエロウ先生の作品が好きなので、今後も田辺イエロウ先生が健康に楽しく連載を続けられる環境を維持、もしくはさらによい環境へ向かって変わっていってください、どうかよろしくお願いします、というのが小学館に対する願い。日本の漫画業界全体に向かって言えば、漫画家さんがしっかりいい作品を生み出せるような健全な業界であってください、と思っています。よい作品にはお金を払いたい。ちゃんとお金も払うので、業界が永く反映することを祈ります…!どうか有害都市で描かれているような規制の厳しい世界になりませんように… 犯罪者の家に漫画があったからと言って漫画が謎に非難されるような行いが蔓延しませんように…!

ぼくはこれまでに、少年漫画から多くのことを学んできました。これからも、いっぱい学んでいきたいと思っています。日本の漫画、これからもどんどんおもしろくなっていってくれ!たのむ!