映画「残穢」を観た
自宅で観ました。
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2016/07/02
- メディア: Blu-ray
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ホラー映画、というよりはドキュメンターに近い感じで、恐怖現象の発端に少しずつ少しずつ近付いていく感じがおもしろかったです。「リング」シリーズの貞子さんが「残したい・遺したい」という想いからダビングを強いるように、なんとなくの作者の思い付きの「こういうの怖くない?」という雑な設定ではなく、筋の通った現象に「なるほど」と思ったり。ただ、あまり理屈が通ってしまうとその分だけ冷静に観てしまって恐怖が薄れてしまう面はあったかも。
「過去になにかあった場所」に、なにか悪いもの(それが作中の「穢れ」ってやつですね)が残ってしまうのだとして、それはどれくらいの期間残るのだろう?ってあたりを奥さんと話していておもしろかった。恒久的に残るようだと、もう世界中のありとあらゆる地域が呪われた土地になっちゃいそうだよね、って。
ためしに「幽霊 寿命」でウェブ検索してみると「400〜500年」っていう言説がたくさん出てくる。なるほどな…?たしかに「武者の霊」は、よく見かける(いや、ぼくは霊を見たことはないんだけど、VTR とかでね)のに対し「縄文人の霊」と言われてビジュアルが浮かばない。あとまた別の話で、幽霊はみんな痩せているっていう言説もあって、太っている幽霊ってなんだろう、健康的に見えちゃうのかな…?
というわけで、幽霊になるにも太り過ぎていたら不合格とか、あまりにも昔の人はダメとか、審査が厳しい(?)のかもしれない。
Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」に行ってきた
6月18日(土)の幕張メッセの回に行ってきました。たぶん、海浜幕張駅に降り立つのは14年ぶりで、学生時代にインターンシップでお世話になっていた企業さんの宿泊先が、この駅の近くだったはず。うろ覚えだけど、たしかそうだった。
幕張メッセに行ってみたら、同じく Perfume のライブに参加予定の @mituoh くんと @asuforce くんも会場にいておもしろかった。
メッセしま〜っす (@ Makuhari Messe for Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER in 千葉市, 千葉県 w/ @mituoh) https://t.co/CKOxT0yltc
— 大和田純 公式アカウント (@june29) June 18, 2016
@june29 最高高まりでした〜〜😇
— mituoh (@mituoh) June 18, 2016
幕張にじゅーんさんいてインターネット感じた
— スン (@asuforce) June 18, 2016
ここ1ヶ月間くらい、コンディション作りのために「COSMIC EXPLORER」を毎日のように聴き続けていた。Last.fm にもその様子が記録されている。おかげで、全曲を体で覚えたぞ〜!
「COSMIC EXPLORER」の曲を中心に、歴代のヒット曲もちょいちょい挟まれていてとても楽しかった。映像効果も盛り盛りで、最初から最後まで楽しんで参加できた。ありがとうございました!
フレームワーク
ここ数ヶ月、奥さんとの外食を減らして自宅でごはんを食べることが増えている。理由はいくつかあるのだけれど、大きなもののひとつとして、奥さんがお料理をがんばって常備菜をつくってくれていることが挙げられる。このおかげで簡単に用意できておいしいものが食べられる。感謝。
写真のプレートは最近買った食器。メインのお料理に、常備菜をいくつか添えて1人分とすることが多くなってきたので、それをきれいに盛り付けられるように買ったプレート。見ての通り、3つのセグメントに分かれている。
3つのセグメントに分かれた食器を使うと、毎食、最低でも3品は用意しようという気持ちになる。なるほど、これはフレームワークの力だな。パーティションに区切られた枠の力。食器をフレームワークとして活用することで、安定的に3品以上のメニューを食べるようになる。
ソフトウェア開発の現場だけじゃなく、こうした日々のちょっとした場面においても、ぼくはフレームワークに助けられている。
映画「SAW」を観た
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: Blu-ray
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奥さんの好きな映画を紹介してもらっていっしょに観るシリーズ。今回は「SAW」です。
なんというか、映像に無駄がないというか、一瞬たりとも見逃してはならぬ…!という静かなプレッシャーを感じながら観た。すべてのシーンに意味があるんじゃないか、と感じるような。観たあとで解説サイトなんかを見てまわってみても、やはりそういったことが書かれている。伏線がいっぱい。疾走感のあるストーリーでたいへんおもしろかった。
低予算だった、という制作裏話もおもしろい。予算の制約からこのシチュエーションが生み出されたのだとか。ものづくりに携わっている身としては、そういうサイドストーリーにも喜びを感じてしまう。
オーディオコメンターを観るに、ジェームズ・ワンとリー・ワネルが本当に楽しみながら悩みながら全身全霊でこの映画に臨んでいたのだろうな、と感じる。オーディオコメンタリー、めっちゃよくて、ソフトウェア製品の場合にも、開発チームの人たちが集まってコミットログを見ながら「あーーー、これね、これやばかったよねー」なんてワイワイする企画があってもよさそうと思った。
しかし、映画本編もすごいけれど、この映画を観た人たちの「SAWについて語りたい…!」という熱量にも並々ならぬものを感じた。熱狂的なファンが多い。解説を試みた文章を読むのもおもしろくて、映画のふりかえり、という感じ。
ぼくはというと、たぶん洋画を観る練度が低くて、英語でのやりとりからニュアンスのようなものを読み取る能力がないものだから、伏線と解釈されるものをけっこう見落としてしまっている気がする。邦画で日本語のやりとりであれば、もっと「ここでこの台詞まわし… なんか気になる」とか、そういったことも気にしながら深く楽しめているのかもしれない。そういう意味では、英語ネイティブの人はもっともっと SAW を楽しめているんじゃないかな。うらやましい。
町内会について思ったこと
ぼくも、今の家に住み始めたタイミングから、自動的にこの地域の町内会に加入することになっていて、町内会費もおさめている。
ところで「町内会」ってなんだろう。「町内会費」ってなんだろう。ってところをちょこっとだけ調べてみた。さかのぼって考えてみると小学校時代に、両親が町内会の集まりに参加していたような覚えがある… たしかな記憶ではないけれど、たぶんそんなことがあった。
ウェブで検索してみると、町内会費関連のトラブルの事例を簡単に見つけることができる。いちばんわかりやすかった事例は「町内会費は意味がわからないから払いたくないのだけれど、払わないとゴミ捨て場にゴミを捨てる権利を奪われてしまう、困った」というもの。ふむふむ、なるほど。
自分のところの町内会についてがんばって調べてみると、ウェブ上に会則を見つけることができた。なるほど、こういう用途で町内会費は活用されているのだな。自分にとって直接的なメリットはあまり感じられないけれど、この町に暮らす人々の生活を考えたら、これくらいの町内会費を支払うのはそれほど悪くないことのように思えた。もうちょっというと、もし「支払わない」と心に決めたとして、その正当性を主張して町内会の担当の人と口頭でやりあうコストが高くつくと予想しているのもある。面倒なやりとりに発展することを考えると、パッと支払ってしまった方が安上がりだ。こんな考えでしぶしぶ支払わなければならない状況はおかしい、という認識は一応ある。
場合によっては「どうしても町内会費を払いたくない」となる気持ちもわかるなあ。先述した「ゴミ捨ての権利」に関していえば、それは町内会等のボトムアップの組織ではなく、管理費を支払っているマンションや自治体である市区町村の担当にしておくべきだと思う。生活していればまず間違いなくゴミは出るので、オプション的な扱いではなく必須機能としてゴミは捨てられないと困るはず。だったら税金であるとか、マンションの部屋を借りる契約に含まれていてほしい。
みなさん、町内会とはどのように付き合っているのでしょう。ちょっとしたもやもやがありつつも、自分が解決してやろうと思えるほどの興味の対象でもなく、自分はこのままゆるゆる〜っと関わっていくことになりそうだ。