BOOKSCANを利用してみた

もう4月も終わりそうってことに気が付いてびっくり。新居へ引っ越してから1ヶ月ほどが経つというわけだ。この1ヶ月、自身にいろいろな変化があって、思うこと・感じることをいくつか書いてきて、その一貫で、利用してみたサービスについても書いてみよう。今月、「BOOKSCAN」をはじめて利用してみたのだ。

BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷

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達成したかったのは「手元にある、そこそこの量の本を手離す」だった。アプローチとして、以下のようなものを考えた。

  • 捨てる
  • 売る
  • 電子化する

「捨てる」のは、単純に「もったいない」と感じた。たまに思い立って読み返してみると発見をくれる本たちもあるので、この子たちと会えなくなるのは寂しい、と感じた。「売る」についても同様で、見返りとしていくらかの現金は手に入るものの、手離す本たちと会えなくなってしまう寂しさは回避できない。

そこで「電子化する」を選んだ。漫画を電子書籍で読む習慣がしっかりと根付いたのは去年、2013年だったろうか。それがあったので、もともと本の電子化にはいくらか興味があった。引っ越しのこのタイミングで、ドーンとやってしまおう、と決意した。200冊ほどを送った。

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1ヶ月前まで部屋の中にあった本たちが、今では肉体を失って、その魂だけが PDF ファイルとしてぼくに寄り添っている。デジタルデータであれば、ずっと保存しておけそうだ。部屋の体積を大きくするのは大変だけれど、ディスクの容量なら簡単に増やせる。死ぬまでいっしょにいられるかもしれない。安心を覚える。