モノの向こうにいる「ヒト」に着目する

で、これが自分の知ってるなにかに似てるなーと思ったんだけど、会社とかスタートアップとかとプログラマの関係に似ているのだ。Gにいた何々さんがなんとかfeed作ってたけどFに買収されてCTOになりましたとかそういうやつ。たくさんの名シェフを育てる店や人がいるようにたくさんのスタートアップを排出する会社があり、料理の世界で生涯包丁を握り続ける人もいれば途中から経営などに軸足がうつっていく人がいるように、技術の世界でもスーパープログラマがエンジェル投資やってたりする。そもそもオーナーシェフと雇われシェフというのもそんな感じだし。驚くほど似てる。

シェフの話 - ogijunの日記 - ogijunグループ

そうそう、@ogijun さんとお話していると、こういう観点でモノを観ているのだなぁと感じて気付きを得ることがある。

@kei_s さんとふたりで担当した WEB+DB PRESS の連載の最終回「データで見るRubyGemsの世界」もそういったことを強く意識して書いていて、あのライブラリとあのライブラリは作者が同じで〜とか、モノには必ずそれをつくっている「ヒト」がいて、ヒトに着目することでモノのこともよく理解できるようになってくるよね、と語りかけるような気持ちで取り組んだ。

@ogijun さんの他には @junya さんもそういった視点を持っていて、@junya さんのツイートから「えっ、あの人ってあの人なのか」と気付かされることが多い。最近だとこういうのとか。


モノに関する最新情報にキャッチアップしようとしたとき、それをつくっているヒトからの情報をウォッチするのが最速だ。ヒトの動向を追えるようになってくると、自然とモノの動向も追えるようになってくる。

この業界の先輩である @ogijun さんも @junya さんもイニシャルが「J.O」で、ぼくは勝手に一方的な親近感を持っていて、ぼくもおふたりみたいにヒトに注目して世界を視ることのできるヒトになりたいって思っている。