Kindle本まとめ買いセール - 29%の純情な感情

作家さん単位でセール対象が決まっている印象を受けた。たとえば、にわのまことさん、福本伸行さんあたりの作品がたくさん見つかる。

ぼくは、小学校時代に楽しく読んでいたジャンプ作品を2つ買ってしまった。先日のビーダマンといい、簡単におっさんホイホイに引っかかってしまってイイ鴨だ。

奥さんと2人で今回のセールのラインナップを見ながらワイワイと盛り上がったりもしていた。

「小中学校のころって、30巻くらいになるとなかなか手が出なくて、10巻くらいで完結するやつを古本屋で買ったりしたよね」

「目当ての1冊を求めて、町の古本屋さんを2件も3件も自転車ではしごするのはふつうだった」

「幽☆遊☆白書は、いろんな古本屋を行ったりきたりしながら全巻読破した。13巻はあの店にしかない、とかね〜」

そういう、お金に苦労していた少年期の憧れは、30歳くらいになると「あれ、これくらいの値段で手に入っちゃう？」という気になって、ついついポンポンとお金を払ってしまう。歳を取るっていうのはこういうことなんだろうなあ。