スーパーの求人ポスターに載っているURLがbit.lyのものだった

日々、ディスプレイと向き合うお仕事をしていて、画面の中で bit.ly の URL を見かけることは多々ある(とはいえ、最近は減ってきたか)けれど、デジタルデジタルしていない世界で bit.ly の URL を見かけたのでちょっと驚いた。

んで、これに実際にアクセスしてみると、下記のような URL にリダイレクトされる。実際は1行ね。要素分解して表示している。

https://tokyu-store-recruit.net/jobfind-pc/
  ?
  utm_source=poster
  &
  utm_medium=etc
  &
  utm_content=qrc
  &
  utm_campaign=poster

ちゃんと流入元パラメータを仕込んでいて、このポスターを見てアクセスしてきた人、ってのを計測しようとしているんだなあ。ウェブに強い人が担当チームに少なくとも1人はいる、と予想される。

ともすれば、企業が公式に貼り出すポスターなので「記載する URL のホスト部は、必ず *****.co.jp じゃなきゃだめだ!」という決まり事とかがあって、こういうことが許されない現場もありそうなもんだよなあ。今回のケースでは、そういったブランド云々よりも、成果につながる取り組みを重視 したってことだろうから、ぼくは「いいな」と思いました。

デジタルデジタルしていない業界の人たちもこうやってデジタル方面で本気感のある取り組みをしてきているのだから、デジタルデジタルしているぼくらがちゃんと考えずに闇雲に施策を取ったりしていると、本当に駆逐されてしまうだろうよ、とも思いました。