夢遊病

今朝、目が覚めて、いつものように新着通知のチェックをはじめたら、たくさんの人から慌てた感じの連絡があってギョッとした。

これについては「迷惑と心配をかけちゃってごめんなさい」って言うしかないんだけれど、ぼくの Gmail のアカウントが攻撃を受けていた。たくさんの迷惑メールをばらまく手伝いをさせられてしまって、だいぶつらかった。

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自分が寝ている間に何かが起きて、目覚めると同時にみんなに心配されていると気が付くの、夢遊病っぽいと感じた。夢遊病の人、きっとこんな驚きを味わっていると想像する。

小学校4年生のとき、放課後の体育館で遊んでいたら、6年生とぶつかったらしく、その前後の数時間の記憶がぼくにはない。母親から聞いたお話によると、ぼくは泣きながら下校してきたらしい。その後、ふだんの温厚なぼくからは想像できない(幼少時、親の前ではいい子だった)くらいの暴言を吐き散らかし、大暴れしたとのこと。妹と弟は、そんなぼくの姿を見て、怖くて泣いてしまったという。気が付くとぼくは病院のベッドの上にいて、見覚えのない天井の模様が目に飛び込んできた。次に、隣に父親がいると気が付いた。片方の手の甲がぼっこりと腫れていてジンジンした。母親が呼んだ救急車に無理矢理に乗せられて、ぼくは病院に搬入されていたのだ。点滴を打たれる際にも暴れて、手の甲を腫らしてしまったらしい。

そう、目が覚めた瞬間に理解不能の驚きに襲われるだなんて、あのときを思い出してしまった。せっかく思い出したから、書き残しておいた。

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落ち着きを取り戻してから、自分だったらどんなスパムを仕掛けたいか考えた。

Facebook のアカウントを乗っ取って、交際中の相手がいない異性の Friends 全員に Love Message を五月雨式に送るスパムにしよう。心当たりのない本人に「ごめんなさい…」の Message が山ほど届くぜ。

でも場合によっては「オッケー」のお返事になるかもしれなくて、まぁ、ふたりがいいっていうんなら、付き合ってみればいいんじゃないの?