町内会について思ったこと

ぼくも、今の家に住み始めたタイミングから、自動的にこの地域の町内会に加入することになっていて、町内会費もおさめている。

ところで「町内会」ってなんだろう。「町内会費」ってなんだろう。ってところをちょこっとだけ調べてみた。さかのぼって考えてみると小学校時代に、両親が町内会の集まりに参加していたような覚えがある… たしかな記憶ではないけれど、たぶんそんなことがあった。

ウェブで検索してみると、町内会費関連のトラブルの事例を簡単に見つけることができる。いちばんわかりやすかった事例は「町内会費は意味がわからないから払いたくないのだけれど、払わないとゴミ捨て場にゴミを捨てる権利を奪われてしまう、困った」というもの。ふむふむ、なるほど。

自分のところの町内会についてがんばって調べてみると、ウェブ上に会則を見つけることができた。なるほど、こういう用途で町内会費は活用されているのだな。自分にとって直接的なメリットはあまり感じられないけれど、この町に暮らす人々の生活を考えたら、これくらいの町内会費を支払うのはそれほど悪くないことのように思えた。もうちょっというと、もし「支払わない」と心に決めたとして、その正当性を主張して町内会の担当の人と口頭でやりあうコストが高くつくと予想しているのもある。面倒なやりとりに発展することを考えると、パッと支払ってしまった方が安上がりだ。こんな考えでしぶしぶ支払わなければならない状況はおかしい、という認識は一応ある。

場合によっては「どうしても町内会費を払いたくない」となる気持ちもわかるなあ。先述した「ゴミ捨ての権利」に関していえば、それは町内会等のボトムアップの組織ではなく、管理費を支払っているマンションや自治体である市区町村の担当にしておくべきだと思う。生活していればまず間違いなくゴミは出るので、オプション的な扱いではなく必須機能としてゴミは捨てられないと困るはず。だったら税金であるとか、マンションの部屋を借りる契約に含まれていてほしい。

みなさん、町内会とはどのように付き合っているのでしょう。ちょっとしたもやもやがありつつも、自分が解決してやろうと思えるほどの興味の対象でもなく、自分はこのままゆるゆる〜っと関わっていくことになりそうだ。