ぼくの祈り

人格は変えられなくとも、体質は変えられなくとも、容姿は変えられなくとも。ぼくは、自分の行動を変えることはできるだろう、と思っている。そうあってほしい、と願っている。

あることについて、どうしても悲しくなってしまったり、寂しくなってしまったり、怒りが込み上げてきたり。そういった感情の部分を変えようと思っても、なかなかむつかしいものだ。だけれども、その感情を受け止めてからどういう行動を起こすのか、そこには、一瞬以上の判断を挟み込む余地がある。

「こうありたい」と思える姿が見つかったのなら。「自分は、だめだめだな…」と思い込んでしまう前に。まずはほんの少しだけでも、行動に変化を与えられないか、試してみる。

スーパースターにはなれなくても、スーパースターの行動を真似ることはできるのだ。

神よ

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。


ニーバーの祈り