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便利さと、あるいは自然さ。

ウワーーーーーーとウェッッブにのめりこんでいった時期というのは、目新しさとか、便利さに心を奪われていて、たとえば「おもしろい人を見つけたら、その人のウェッッブ上のアクティビティをひたすらさかのぼって消費する」というような行為に及んでいた。しかも、興奮しながらね。

ブログをさかのぼってさかのぼって3年前までさかのぼってその人の文章を読んでいくと、その人のことをよく知ったような気になって、刺激的で楽しかった。

ほいで、実際にその人に会って、その人から直接聞いたでもないお話について、すごく共感しましたーとか、大変でしたねーとか言うと、ある種の不自然な空気に包まれることがあって、それは居心地が悪くて、不自然なのはよくないなぁと思うようになった。

便利なのは便利でいいし、刺激的なのは刺激的でいいんだけれど、不自然なのはよくないって思っている。今のところね。

だからぼくは、不自然にアーカイブをさかのぼるのは控えるようになったし、だけれども、それでも、衝動的にアーカイブをさかのぼってしまうような行動は、そのときの気持ちは、それを駆り立てる想いは、とてもとても自然なことなのだなぁと思う。

目的に沿った行動は自然で、手段に溺れた行動は不自然なのかもしれない。「さかのぼりたくて、さかのぼる」のと「さかのぼれるから、さかのぼる」の間に差異があるのかもしれない。